2025年6月30日
ご来場いただき、誠にありがとうございました
今年の可児夏まつりは6月14日(土)に開催させていただきました。あいにくの雨の中でも、たくさんの皆様にお越しいただき、心より感謝申し上げます。
可児夏まつりは1986年の第一回目から39年目を迎えました。この歴史ある夏まつりを次年度に繋いでいくため、今年は大きな変化に挑戦いたしました。開催日の変更、一日開催、歩行者天国の実現など、より多くの皆様に楽しんでいただける夏まつりを目指してまいりました。
今年のテーマ「とにかく笑えれば」
今年の夏まつりのサブタイトルは「とにかく笑えれば」でした。来場者の皆様はもちろん、運営する私たちも笑顔で過ごせる夏まつりを作りたい。可児で一番賑やかで、活気があり、町中が笑顔であふれかえる特別な一日にしたいという願いを込めました。
開催日を6月に変更した理由
従来の8月開催から6月に変更させていただいたのには、大きく3つの理由がありました。
まず、近年の酷暑による熱中症の心配です。より安全で涼しい時期にすることで、小さなお子様連れの方や年配の方々にも、安心してお楽しみいただけると考えました。
二つ目は、他の花火大会との開催日重複を避け、可児の花火をより多くの方に見ていただけるようにするためです。
三つ目は、ゲリラ豪雨や台風による中止リスクを減らすためでした。
今年の新しい取り組み
今年は大垣共立銀行前の市道14号を封鎖して歩行者天国にし、LEDビジョンカーを設置するなど、非日常の空間でのイベント会場を作り上げました。一日開催とすることで、イベントと踊りと花火の三つすべてを一緒に楽しんでいただき、爆発的な盛り上がりを作り出したいと考えていました。
雨の中での開催について
当日は大雨となってしまいましたが、皆様の温かいご理解とご協力により、無事に開催することができました。
実は開催直前まで天気予報とにらめっこをしていました。12日(木)の時点では翌日曜日の方が土曜日よりも降水確率が高く、13日(金)のお昼に晴れ予報となったものの、日曜日開催では前日の雨でふるさと川公園が増水し、花火が中止になるリスクがありました。
そこで、確実に花火を皆様にお見せしたいという思いから、雨でも花火の打ち上げが可能な土曜日の開催を決断いたしました。この判断が正しかったかどうかは分かりませんが、結果として皆様に花火をお楽しみいただくことができました。
雨でも来場してくださった皆様、濡れながらも踊りを披露してくださったダンスチームの皆様、女性会の皆様の着物での本気の踊り、みんなで一体となった盆踊り・総踊りなど、雨だからこそ生まれた特別な一体感と感動がありました。
テントも例年の倍以上の38張りを準備し、雨の中でも少しでも快適にお過ごしいただけるよう対策を講じました。すべてのイベントを予定通り開催することはできませんでしたが、雨でもできるイベントを急遽増やし、来場していただいた皆様に喜んでもらえるよう努めました。
感謝の気持ち
雨の中でも足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様の笑顔と温かい雰囲気が、可児夏まつりを素晴らしいものにしてくださいました。
また、翌日には200名以上の中学生ボランティアの皆さんが参加してくれ、花火の掃除や会場清掃、備品整理など多くの作業を手伝ってくれました。若い世代が積極的に夏まつりに関わってくれることは、とても心強く、未来への希望を感じさせてくれました。
次年度どうするかは次の実行委員長にお任せしますので分からないですが、天気に恵まれなかった今回の夏まつり、次は晴れた状態での歩行者天国がどうなるか、一度見てみたい。そんな思いがあります。
今年の経験を活かし、来年の可児夏まつりはさらに素晴らしいものになると信じています。皆様からいただいた温かい声援と貴重なご意見を糧に、より多くの笑顔があふれる夏まつりを目指してまいります。どうぞ来年も期待していてください。
来年の可児夏まつりも、皆様のお越しを心よりお待ちしております。今年は本当にありがとうございました。
可児夏まつり2025 実行委員長